イタリア旅行。ローマ・フィレンツェ・ミラノ・ベネチア周遊の旅。

イタリア旅行

2018年夏に行ったイタリア旅行の話をしようと思います。

今、現在はコロナ禍で海外旅行に行ける状態ではないので、また早く海外に行ける事を願い、以前に行った旅行を振り返ります。

イタリアは非常に人気のある旅行先で、世界中から観光客が来ていました。新婚旅行の行き先としても人気で、夏はちょっと暑いですが、非常に綺麗でした。
見どころたくさんでして、今回は中央から北部イタリアの四都市をやや駆け足でめぐりました。

イタリアに行こうと思ったきっかけは、2001年秋に公開された「冷静と情熱のあいだ」という映画です。イタリアと日本が舞台になった話で、Enyaの歌と共に当時かなり流行りました。

僕は原作小説(女性視点から書かれた赤ver.(江國香織作)と男性視点から書かれた青ver.(辻仁成作))を両方とも読みました。映画では省かれた設定等があり、原作本はおすすめです。その映画は非常に綺麗でいつか行ってみたいなと思っていました。
余談ですが、この「冷静と情熱のあいだ」の映画で、ヒロインのケリーチャンが着ている黄緑色のコートがやけに目立っていて、やや違和感を感じましたが、これは色彩を意識して選んだらしいです。

今回行ってきたのはこんな感じです。

バチカン市国

ローマ法王

トレビの泉

コロッセオ

真実の口

フィレンツェの街並み2

フィレンツェのドゥオモ

ミラノ大聖堂ドゥオモ

最後の晩餐

ミラノのガレリア

ミラノ垂直の森

ミラノ駅

サンマルコ寺院

ベネチアの街

写真では伝わりづらいのですが、夏のイタリアは本当に輝いていて、特に空が綺麗でした。おすすめです。

・旅行データ

①日時:2018年6月末(5泊7日)

②行った所:
ローマ(2泊):バチカン市国、コロッセオ、トレビの泉、真実の口、スペイン広場
フィレンツェ(1泊):大聖堂(ドゥオモ)、ミケランジェロ広場、ヴェッキオ橋
ミラノ(1泊):大聖堂(ドゥオモ)、ガレリア、垂直の森、最後の晩餐、ミラノ大学
ベネチア(1泊):サンマルコ寺院

有名所を中心に色々巡りました。

③費用

航空券代:約18万円
宿泊費:約5万円
食費:約2万円
その他:約5万円
合計:約30万円

イタリアの物価は平均的なヨーロッパといった感じでした。チケット代・国内交通費等、高かったです。

・旅行プラン

①行き先・日程

夏とはいえヨーロッパだから日本よりはちょっと涼しいかなと思っていましたが、ローマに着いて、気温は日本と変わんないなと思いました(日中は30℃以上)。
長袖中心に服を持っていったので、急遽ローマのH&MでTシャツ・短パンを購入しました。それでも暑かったです。

以前、今回と同じ時期に行ったバルセロナより、イタリアは少し蒸し暑い感じがしました。夜もそこまで気温が下がらず、特にローマは函館と同じ緯度ですが蒸してました。

イタリア国内の移動はある程度変更可能な高速鉄道を利用することにしました。鉄道にして本当に良かったと後で思いました。

ローマからフィレンツェまでは2時間弱、フィレンツェからミラノまで約2時間、ミラノからベネチアまで2時間半-3時間かかります。

実際の日程です。


Day1:ローマ着(昼)、真実の口、コロッセオ、ローマ泊

Day2:バチカン市国、トレビの泉、スペイン広場、ローマ泊

Day3:鉄道(フィレンツェ着)、フィレンツェのドゥオモ(外観のみ)、ミケランジェロ広場、ヴェッキオ橋、フィレンツェ泊

Day4:鉄道(ミラノ着)、ミラノのドゥオモ、ガレリア、最後の晩餐、垂直の森、ミラノ大学、ミラノ泊

Day5:鉄道(フィレンツェ着)、フィレンツェのドゥオモ(内部観覧)、鉄道(ベネチア着)、ベネチア泊

Day6:サンマルコ寺院、おみやげ、移動(ベネチア発)


Day3でフィレンツェのドゥオモの中に入る予定だったのですが、準備・情報不足のため別途必要なチケットの予約をしておらず、その日は中に入れませんでした

当たり前ですが、ドゥオモ内に入るチケットは人気があり、次に予約できる日程は一番はやくても翌々日でした。
フィレンツェ滞在は翌日までの予定だったので諦めざるを得ない状況でした。

しかし、「冷静と情熱のあいだ」を観てここまできたので、ドゥオモ内に入らずに帰るわけにはいかないと思い、急遽予定を変更してDay5でミラノからベネチアに行く前に、フィレンツェまで戻ることにしました。
遠回りですが仕方ないです。

上記で予約必須なものは、フィレンツェのドゥオモ最後の晩餐です。人気の観光地なの予約しないと入れません。
特に最後の晩餐は何ヶ月も前から予約が殺到するので旅行の日程を決める時に一緒に予約サイトで予約可能かチェックしてから旅程を組んだ方が良いです。

イタリア地図

ちなみにイタリアの鉄道は本数もあり時間もそこそこ正確なので、都市間の移動には有用だと思います。とは言え、10分-20分の遅延は普通にありましたが。

時刻表

ローマとミラノでの市内交通は地下鉄とバスがあり、便利でした。フィレンツェは街自体がそんなに大きくないのでほぼ徒歩移動ですが、ミケランジェロ広場という少し街の中心からはずれた高台へはバスで行きました。ベネチアでは水上バス的なものに乗りました。

②航空券

いつも通りスカイスキャナーで検索しました。イタリアの後はそのままポルトガルに行ったので、ローマ(フィウミチーノ空港)着、ベネチア(テッセラ空港)発を利用しました。

③宿泊予約

これもいつも通り、エクスペディアBooking.comAirBnBで検索し予約しました。
ローマに2泊(Hotel Nardizzi Americana)、フィレンツェに1泊(Maxim Axial)、ミラノに1泊(smart hotel milano)、ベネチアに1泊(Hotel Aaron)しました。大体1万円前後のホテルに泊まりましたが、ベーシックなもので特に不便さを感じる事はありませんでした。


・その他

①Visa
イタリアは他のヨーロッパの国と同じく、シェンゲン協定があり日本国籍の人は最大90日間はビザが免除されます。
パスポートの有効期限が出国予定日から3ヶ月以上ある場合に限られるので、チェックしましょう。入国審査は特に問題なかったです。

②治安
今回訪れたどの都市も特に不安を感じることはありませんでしたが、例外としてミラノ中央駅前にアフリカ系移民と思われる人達がかなり多く見られ、何をするでもなくたむろしている感じでした。
特に危険な雰囲気ではありませんが、何もしていない人が大勢でたむろしている姿は、海外においては少し警戒してしまいました。

③wifi・インターネット環境
以前のバルセロナやモロッコの時と同様に、orangeのMundo 1GBというプランを使用しました。2019年4月にプランの変更があったようなので(紹介しているサイト)、僕が使用した時とは状況が異なるようです。モロッコの時はよくわからないチャージがされましたが、今回は問題なく使用できました。

このような感じで行ってきました。次回は詳細を書いていこうと思います。夏のイタリアは暑いですが、本当に綺麗で(しつこい)、オススメです。

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