今日は南東部のヘプンから南部アイスランドを巡ってレイキャビークまで近いセールフォスまで約400kmのドライブです。今日はまあまあ運転します。
本当に時が止まった様なヴァトナヨークトル氷河(Vatnajökull)と本当に青い氷河湖の氷河を見ました。その後、ヴィーク(Vik)の真っ黒なビーチと有名な2つの絶景の滝、セーリャラントスフォス(Seljalandsfoss)とスコゥガフォス(Skógafoss)に行きました。南部アイスランドは見どころがたくさんあるので急いでいきます。
まずは地図で見るとこんな感じです。
昨日泊まったゲストハウスの裏手に馬がいました。物憂げな表情が馬っぽいです。
今日はいろいろ行きたい所があるのでどんどん行きます。しかし、忘れてはいけない。タイヤの調子が悪い事。昨日、空気を入れてもらって一時的に警告灯が消えましたが、夜になり再度点灯しました。昨日、JAF的な人に電話をしたら、「明日の朝また電話して」と言われたので電話したけど、全然電話にでない。7時30分とまだ朝早かったので寝ている可能性も十分にあり、これは仕方ないかなと思って待っていました。30分後に電話があり、昨日と同じヘプンのN1に来てほしいとのことで、急いで向かいました。
N1で再度警告灯を見てもらうと、ここでは直せないから付いてきてと言われ、車で後を追いました。彼の作業場に連れていかれるのかと思ってましたが、着いたところは町の自動車修理工場でした。「もう少ししたらお店の人が来るから、相談してみて」とのことで、修理工場まで案内してくれました。てっきり出張費を請求されるのかと思ったら、今日は案内だけでそのまま帰っていったようです。無料で世話してくれて、親切な人だなと思いました。
しばらく修理工場の前で待っているとお店の人が出勤してきました。事情を説明すると、いかにも熟練整備士という感じのおじさんが来て、色々調べてくれました。やはりタイヤに小さい穴が開いていてそこから空気が漏れていたようです。そしてパンク修理もしてもらい無事に危機を脱しました。本当に良かった、安心です。JAF的な人と整備士のおじさんに感謝しました。ちなみに修理料金は2000ISKくらいでした。もっと高額かと思っていたのでほっとしました。
パンクも直り、ドライブ再開!
今日は嵐も過ぎて、雨・風が少し落ち着いています。
しばらく進むと前方に氷河が見えてきました。ヴァトナヨークトル氷河(Vatnajökull)というヨーロッパ最大の氷河です。スノーモービルで走ったり、冬季限定ですが氷河の洞窟探検ツアーもあります。『007』や『トゥームレイダー』などの映画の撮影にも使われているそうです。
まさに「ザ・ワールド」です。時が止まったかの様に見えます。民家を氷の波が襲ってきそうに見えます。不思議ですね。
雲の切れ間から光がさして綺麗です。
だんだん晴れ間が見えるようになってきました。
道路の横にぽつんとドラクエに出てきそうな祠がありました。
本当にゲームの世界に入り込んでしまったかのような風景や建物などがあります。アイスランドは本当に異次元の国という感じです。
道路わきの丘の上に上ると、またすごい景色が広がっています。
景色がすごすぎて、こんな事とかしたくなっちゃう感じになります。
だんだん晴れてきました。
ヨークルアゥルロゥン(Jökulsárlón)という氷河湖に着きました。人工的に作られたのかというくらい青くてびっくりしました。こんなにきれいな青が自然にできるなんて。不思議です。
氷河湖の道路を挟んで向かい側は海になっていて、たくさんの氷の欠片が砂浜に打ち上げられています。
氷河湖と海は川でつながっています。川の水の色は白っぽい水色で、アイスランドは本当に青が色々な所にあって綺麗です。
氷河湖から流れてきた青い氷が海の中に散在してます。ビーチに打ち寄せる波が氷にあたってしぶきが上がります。
崖のしたに民家がぽつんと建っています。どういう人が住んでいるんだろう。
川の水も普通に飲めます。
ドライブ再開です。この後、ヴィークの真っ黒な砂浜と有名な2つの滝を見に行きました。どれもアイスランド南部の観光名所でおもしろいです。滝の裏にも行きました。
氷河湖の後に、スカフタフェットル国立公園(Skaftafell)でパイプオルガンみたいなスヴァルティフォス(Svartifoss)という滝を見に行こうと思っていたのですが、うっかりスルーしてしまいそのままヴィーク(Vik)に着いてしまいました。
ヴィークのビーチは真っ黒な砂浜です。溶岩を含む岩が流れてきてできたそうです。カモメも飛んでます。
光と雲と不思議な色合いです。
ビーチから見える尖った岩はレイニスドラゥンガルと呼ばれる岩で、ローソクみたいですね。
Dyrhólaey Arch(ディルホゥラエイ)というアーチ状になった岩もあります。これはヴィークのビーチから少しレイキャヴィーク側に進んで海岸沿いの山を登ったところから見えます。山に行く途中で海を渡る道路みたいなのがありCMに出てきそうです。
山の上に白い建物があり、ちょっとゲームに出てきそうな感じです。
ヴィークの海岸にあるローソクみたいな岩のレイニスドラゥンガルを逆側から見られます。
さらに進みます。次は有名な滝、2連続です。
まずはスコゥガフォス(Skógafoss)です。滝から吹き上がる水しぶきがすごいです。ここからだんだん空が曇ってきてます。
ここは滝の横から上に登っていけます。上から見るとこんな感じです。
アイスランドの至る所に羊がいます。崖の急斜面にもいたりするのでびっくりします。
次は滝の裏側に入れるとても有名なセーリャラントスフォス(Seljalandsfoss)です。カレンダーや世界の絶景写真で良く見かけます。
滝の裏側に入る時に結構ぬれてしまうので、カメラや撮影機材が濡れないように注意が必要です。そして滝の裏に入ると轟音と水しぶきでなんだか落ち着かないし人も後から来るのでささっと写真を撮って撤退です。
もっと晴れていたら綺麗だったのですが、なかなか撮影条件が厳しいです。
駆け足で観光スポットをまわりました。アイスランド南部は見どころが多く、レイキャヴィークからも近いので観光客の人も多いです。レイキャヴィークからツアーバスも出ているのでレンタカーでなくても色々な所に行けます。
あっという間に夕方です。今日はセールフォス(Selfoss)というレイキャヴィークから近い比較的大きな街に泊まります。大分疲れが溜まってきたので早目に就寝です。
明日はインサイド・ザ・ボルケーノ(inside the volcano)という火山の入り口に入るツアーを予約しています。楽しみです。
0 件のコメント :
コメントを投稿