アイスランド旅行(Day4)。嵐の中、タイヤがパンク!?ヘプンでJAF的な人を呼ぶ。こんな所にホットタブが。Seyðisfjörður-Höfn。ーIceland trip

アイスランド旅行4日目。

今日は東部フィヨルド地帯のセイジスフィヨルズルから南東部のヘプンまで約200kmのドライブです。200kmなんて今までの移動距離を考えるとあっという間です。

今回は、嵐の中、タイヤがパンクしてヘプンでJAF的な人を呼びました。嵐で人が少ない露天風呂的なホットタブにも行きました。今日はセイジスフィヨルズルからヘプンまでドライブです。


Hoffell Hot Tubsというほっとタブ





地図でみるとこんな感じです。


セイジスフィヨルズルからヘプンまでの地図


本当にすぐに着いちゃいそうな距離ですね。そう思って朝はゆっくりしてセイジスフィヨルズルのギャラリーを覗いてみました。色々な植物があって、小さいビニールハウスもありました。お店の人はフランス人で、この場所を気に入って移住してきたようです。でももうしばらくするとまたどこかに行くかもと言っていました。

少し話したりしてゆっくりしていましたが、今日ヘプンまで行く予定ですと言うと、嵐が来るから大変だねと言われました。嵐が来る!?それは知りません!これは急がなくては大変だということですぐに出発しました。

空を見ると雲がでて雨が降ってきそうな気配がしています。また山道を越えて進みます。地図をよく見ると、途中で国道1号線が東の海岸方面に迂回しています。ナビは迂回路を通らずそのまま直線で突っ切れる国道939号線を選んでいます。さらによく見るとその939号線は細かくギザギザしています。ちょっと嫌な感じです。

雨も降りだし、その939号線に突入すると


国道939号の砂利道


砂利道と雲

やっぱり舗装されていない砂利道で狭くてアップダウンあり。ちょっと怖いけど雨がひどくなる前にと思い急いで進みます。

雨が降っていてもやはりアイスランドの自然は厳かで幻想的です。


川と緑とオレンジと赤い草

白黒の羊もいました。


アイスランドの秋の草原と羊


アイスランドの秋の草原と崖

秋は草が紅葉して冬とは違う色でとても綺麗です。

何とか砂利道を抜けてヘプンへと向かって進んでいると、車の警告灯が点いていました。よく見ると左の後輪「Low pressure」とありました。車についてあまり詳しくないので、何が起きたかわからずこのまま運転していて大丈夫かどうかかなり心配になりました。おそらく後輪から空気が抜けているのだと思うけど、原因はパンク?

砂利道を通ってきたし穴ぼこもあったりしたから、衝撃で空気が抜けたのかパンクか。いずれにせよ、このままレイキャビクまで放置はできないなと思いました。どんどん雨と風が強くなってきて視界も悪くなってきてるし、車もおかしいし不安になってきました。

ここにオートバックスなんてあるわけないし、どこに行けば修理できるか全くわかりませんでした。とりあえずヘプンには着き、ガソリンスタンドならどうにかなるかもと思い、N1というガソリンスタンドに行きました。

ちなみにN1はアイスランドにあるガスステーションのチェーン店のようなものです。お店の大きさはそれぞれですが色々な所でN1を見ました。

外はすごい嵐でちょっと車の外にでるだけでびしょ濡れになります。N1に行くと売店の奥にカーショップらしきものがありました。相談できそうな人が見当たらなかったので売店の人に、タイヤがパンクしたかもしれないけどどうしたら良いですか?と聞くと、ここに電話してねとメモを書いてくれました。

誰かの名前らしきものと電話番号がありました。おそらくアイスランドのJAF的なものなのかなと思います。さっそくそこに電話して、パンクしたかもしれないのでどうしたら良いか言いました。とりあえず自分の今いる所を伝えると10分くらいで来ますとのことでした。ただ英語で電話のやりとりは結構難しく、いまいち伝わっているかわかりません。

待つこと20分、来ない。
と思ってもう一度かけてみるとあと5分で着くとのこと。10分後くらいに来ました。大きめの車ですが、来たのは普通の人で個人営業のJAFみたいな感じの人です。なんとか今の状況を説明すると、車をこっちに持ってきてと言われ、指示に従うとガソリンスタンドの横にあるチューブをタイヤにつなげて空気を入れてくれました。すると警告灯が消えました。

とりあえず一安心。ですが、単純に空気圧が低下していただけなら大丈夫だけど、もしかしたら小さいパンクがあるかもしれない。また空気圧が低下してくる可能性もあるからその時はまた電話してねと言われました。うーん。不安。

夜中でも仕事をしていて、ヘプンを中心に半径500kmくらいなら駆けつけると言っていました。ガス欠の人とかパンクとかいろいろ呼ばれるんだと言っていました。とりあえず何かあったらまた電話しようと思いました。ちなみに料金は4000円くらいでした。出張費も込みなのでもっと請求されるかと思いましたが、よく考えたらタイヤに空気を入れただけだなーと。

嵐のなか大変ですね、と言ったらこれくらいは嵐とは言わないと言われました。台風並みですけど。

とりあえず今日のゲストハウスに行きました。Seljavellir Guesthouseという所で、平屋の部屋がずらりと横並びになっている感じです。内装も綺麗で良い感じですが、入り口のドアの所が一面ガラスになっており、その前を受付に行く人が行き来するのでちょっと見られる感じがします。カーテンで目隠しできるのですが、そうすると外が見えなくなってしますのでいまいちでした。受付よりも奥の部屋であれば全く問題ないと思います。

外は嵐で運転するのも怖いので部屋でまったりしていましたが、さすがに暇になりました。まだ午後3時過ぎでまだ日も落ちてないしどうしようかと考えました。

Google mapでホットタブを探してみると近くに本当にHot tubがありました。アイスランドはどこでもあるなと嬉しくなりました。

ヘプンの街から20kmほど北にある所で、Google mapで「Hoffell Hot Tubs」で検索すると出てきます。ヘプンから国道1号線を17kmくらいの所を右折します(ちょうど左カーブを越えたあたり)。右折後、しばらく走っていると分岐があり、メインの通りではない方の左の道に沿って砂利道を進みます。ナビに従っていくと遠くに車が2-3台停まっているのを発見し近づいてみるとホットタブがありました。


Hoffell Hot Tubsというホットタブと嵐

小屋がぽつんとありその横に4個くらいHot tubが並んでいました。料金は500ISKで入り口に缶みたいなものがありそこに入れる感じでした。小屋が脱衣所で男性・女性に分かれていました。そこで水着に着替えます。営業時間は朝7時から夜10時までですが、管理人の人はいません。夜間は少しライトが点いていました。

先客が数名いました。みんな嵐の中楽しそうにしていました。一番奥のHot tubが一番あったかいよと教えてもらいました。手前は結構ぬるめだったのですぐに奥に行きました。

まわりには何もなく本当に開放的でした。嵐のせいで視界はあまりよくありませんが、人もほとんどおらず、これはこれで良いなーという感じです。

しばらくぼーっとしてました。だんだん日が暮れて暗くなってきたので帰りました。

帰りにやっぱりまた空気圧が低下し、警告灯が点きました。うわーと思いながら先ほどのJAF的な人に電話すると今日はこれから遠くに呼ばれて行くので忙しいからまた明日電話してねと言われました。ちょっと粘りましたが今日は厳しいとのことでした。

やっぱり、不安。

今日は嵐であまり写真も撮ってなくて、文章ばかりですみません。
タイヤは大丈夫でしょうか。

明日は南部のセールフォスに行きます。

0 件のコメント :

コメントを投稿